開発者に聞く、BiND7の本気な話
 
いよいよ本日、BiND7発売です!!もうお買い上げいただきましたか?

今回のインタビューですが、ちょっと僕は心を打たれました。

なぜかと言うと、デジステのデザインチームは、ユーザーのみなさんがナイスサイトに応募してきてくださったサイトを、 毎日毎日チェックして、まるで自分がつくったサイトかのように真剣に改善点を洗い出したり、出来が良ければ喜び、時には反省しているようなんです。

そうして、「BiNDのテンプレートとはどうあるべきなのか」ということを、日々徹底的にユーザー目線で考え続けているふたりのデザイナーに、今週は切り込んで行きます。

僕が「BiNDユーザー代表」として、開発チームのひとりひとりにインタビューする特別企画も3回目。

今回はユーザー支持率No.1のテンプレートについてです。

まだBiND7についてまだ良く知らないという方、「3分で分かるBiND7の特徴」の動画をぜひチェック!!
http://youtu.be/qa2v4EJlgSg
開発者編:開発者だからそこ語れる、バインド7の進化のすべて
デザイナー編:デザイナーだから言える、バインド7の真の使いどころ
BiND7発売記念、BiND7を買ってiPad miniを当てようキャンペーン開催中!


 
平野   平野:
BiND7の開発はアプリケーションの機能面だけじゃなく、これまで以上にテンプレートにも力を入れて挑んだらしいけど?
洪   洪:
まず、昨年のユーザーアンケートで、BiNDのテンプレートが圧倒的な支持を得ていることが分かったんです。
元々僕らは過去のバージョンアップでも、全体の開発パワーの半分近くを
テンプレート制作に費やしてきたわけですけど・・・
平野   平野:
確かに毎回ちょっとがんばりすぎなんじゃないかとは思ってた(笑)。
洪   洪:
ならば、BiND7ではもっとそこを振り切ってやろうかと。(笑)。
平野   平野:
そうきたか(笑)。
でも確かに、僕もバージョンアップのたびに購入してくれる知人から、
最新のテンプレートが欲しいゆえにバージョンアップしてるって聞いたことあるよ。
で、ここが重要。今回、具体的になにが変わったのか分かりやすく教えて?
洪   洪:
BiND6までは、デザイナーひとりが複数のサイトテンプレートを担当、制作していたんですが、
今回は3倍のデザイナーを投入することで、ひとりひとりのデザイナーが
1つのテンプレートに時間とテクニックを注げるような環境を整えたんです。
なぜなら、ある程度以上のクオリティのいいサイトをつくるにはどうしても時間が掛ります。
Webデザインは見た目の良し悪しだけではなく、情報設計がとても重要なので、
リアルな生のサイトに負けないページ構成、展開、ディテールすべてにこだわり、
どうしたら ‘伝わる’サイトが作れるかなどを丁寧に練りました。
収録テンプレートだけでなく、追加テンプレートも充実。こちらもすぐに使えるよう、レストランや会社など、利用シーンに合わせて 細かくデザインされています。
洪   福岡:
昨年のユーザーアンケートにおけるテンプレートの評価のほとんどが「見た目のカッコよさ」に集約されていたんですが、わたしたちはさらにその先を行きたいと思いました。
平野   平野:
その先とは、見た目だけじゃない良さってこと?
洪   福岡:
もっとBiNDのテンプレートが、 積極的に作り手に働きかけ、力になれることはないだろうか、と考えたんです。
それは、いかにしてテンプレートがサイト制作のヒントになるかだと思いました。
私たちデザイナーも、世の中にあるいいWebサイトを見つけてはよく研究します。
つまりテンプレートが、みんながサイトを作る際の研究材料になればよいなと。
平野   平野:
うーん、深いね。構成やコンテンツ作りにおけるところまで、参考になるかどうかも重要だし、
中身が充実していれば、そのテンプレートがBiNDのどんな機能をどんな設定で作っているのか、
サイトデータの内部をすみずみまで研究できるもんね。
洪   福岡:
プロレベルで見ても本気で参考になるテンプレートにしたかったんです。売り文句としては地味かも知れませんが、これこそが使っているユーザーさんにとって一番嬉しいこと、助かることなんじゃないか、と。
平野   平野:
他社のホームページ制作ソフトだと、テンプレートがオマケ的な位置づけのことが多い中・・
BiND7では、そこまで徹底して「ユーザー目線」が貫かれているわけだ。
洪   福岡:
私たちDSのデザインチームは、ナイスサイトに応募されてくるサイトをチェックするのが毎朝の日課なんですが・・
日々たくさんのサイトを見ているうちに、このユーザーさんはサイト作りで何に困っているんだろう?
このサイトは、ここをこうした方が完成度が高くなるな、など強く思うようになりまして。
その素晴らしいコンテンツを、よりクオリティアップするために、
基盤となるテンプレートの存在意義を変えていかなくてはと考えました。
平野   平野:
ん!それ、めちゃくちゃいい話じゃない?
ナイスサイトに送られてきたサイトをデザイナーという立場からみて、
ここをもっとこうした方がということを、BiND7のテンプレートに詰め込んだと。
洪   福岡:

はい、そうです。例えばサイトの設計ですが・・・
サイトトップから「私たちはこういうお店です」って
最初からガーッっと自己紹介したくなると思うんですけど、
最初のページは極力シンプルにして、奥の方に自分たちの主張を入れるほうが、
見ている側の立場としてはスンナリ入ってくることもあります。
デザイナーであれば、内容によって流れまでを組み立てるものですが、
不慣れな場合、なかなかその根本的な情報の設計って難しいと思うんです。

平野   平野:
デザイナーだからこそできる、起承転結の流れまで考えて作る。
その設計をテンプレートに入れて、BiNDユーザーに提案するってことか。すごいな。
Topページでは、旅館の入口を連想できるように作成。情報をまとめシンプルに見えるようにレイアウト。 最も大事な予約へのリンクを全ページに設置。また、ボタンをスライドすることで複数の情報へ誘導。 目立たせたい情報である連絡先を、共通フッターだけでなく、全ページに大きく、わかりやすく表示。
洪   洪:
ナイスサイトの応募サイトを見ていて驚くのは、
BiNDのバージョンがあがるたびに、ユーザーさんのサイトのクオリティも著しくあがっていること。
これデザイナーが作ったの?と思うものが、畑の全く違う素人の方だったりするんですよ。
洪   福岡:
BiNDでユーザーさんが手がけたサイトが、素晴らしいものであればあるほど、わたしたちもついうれしくなるんです。
だから、今よりもっともっと良くするために、テンプレートから提案する。
せっかく作るなら、伝わるサイトでなければ—。ということを常に考えていました。
BiNDで作ったサイトをユーザーさんが投稿する「ナイスサイト」。
1,000サイト以上もの投稿があり、たくさんのステキなサイトを掲載。
デザイナーが選んだ特にステキなサイトを、月に一度お知らせする、
Greatサイトでは、デザイナーによる、注目ポイントもコメントしています。
平野   平野:
今回は広義的なテンプレートではなく、パン屋・八百屋・ウェディングプランナー・ご当地グルメ・・・などと、とても業種が具体的だね。
洪   福岡:
はい。より具体的に提案することで、ユーザーさんがサイトのイメージをしやすいようにという想いを込めています。
コンテンツもネタに使えそうな、よくありそうなものを入れました。
いわばダミーで適当に作っているものがないので・・ページの中身も充実しているかと思います。
オリジナルのイラストや背景を敷くなど、細部にまでこだわり、
実サイトと変わらないほどのクオリティで作っています。
コンテンツも実際のサイトで行う様に内容も具体的にいれています。
平野   平野:
そんな中で、今回いちばん注目して欲しいポイントはどこ?
福岡   福岡:
見ため重視に、個性やトレンドを追いかけすぎてしまうと、それ自体が魅力的でも、応用が効かなくなってしまいます。
あくまでテンプレートという枠からは出てはいけない。
なので、普遍的なテーマでありながら、2014年ならではの新しい提案が入っていて、
なおかつカスタマイズしやすいものを目指しました。
平野   平野:
カスタマイズしやすいのは大事!
Webの世界ってめまぐるしくトレンドが移り変わるけど・・・BiND7では ‘旬な’生きたサイトが入りながら、
ユーザーが自分の作りたいものに作り変えられるよう、応用の幅を持たせたということだね。
福岡   福岡:
はい。今回、テンプレートの提案を具体的にした分、
業種がマッチしない場合、使い物にならないことを避けたかったのでそこを苦労しました。
画像やテキスト、テーマカラーを変えるだけでまったく別のものが生まれる。
そうしたものこそ、優れたテンプレートと呼べると思います。
本体収録のSALON AGEHA(左図)のテンプレートを元に、 スマートモード(左下図)とエディタモード(右下図)を使って、 それぞれ、画像やフォントを差し替えるだけで、誰でも簡単に あなたの専用のサイトが作れます。
スライドショーの画像、SiGNパーツ(ロゴ/見出しテキストなど)や テキストをスマートモードでカンタンに差し替え 背景やヘッダー、SiGNパーツ、画像だった見出しをWebフォントへ変更。 更に、エディタモードならではのCSS詳細設定でリンク色や文字間も調整。
平野   平野:
実は僕は今回、ひとつ叶えたい願いがあるんです。それは過去のBiNDでつくった古いサイトを持っている数多くのユーザーさんに、そろそろBiND7でフルリニューアルしてほしいってこと。
でもね、僕が思うに、ゼロからサイトを作ったり、リニューアルするのって相当な労力だし、僕自身かなり面倒だなって思うんですよ。
だからこそデザイナーからの視点で教えてほしい。古いサイトをリニューアルする良さってなに?
平野   洪:
今回のテンプレートは、先ほどから話が出ていますが、
デザインだけでなく、見せ方・伝え方も変えるというところがポイントになっています。
情報の伝え方も、時代とともに変わると思うんですね。
平野   平野:
Webのリニューアルっていうのは、デザインを変えるっていることだけじゃなく、情報設計もリニューアルするってことだと?
平野   洪:
はい、それこそがフルリニューアルの大きなメリットです。
トータルで見直すことで、分かりやすく、効果を生むサイトに変わります。
平野   平野:
それを考えるのって、本来は楽しいことなはずなんだと思うんだけど、みんな、
ゼロからスタートするには重すぎるって思っちゃうわけじゃない?
平野   洪:
そのための、BiNDのテンプレートなんです。
見た目と情報設計が考え抜かれたベースを参考に、自分仕様に昇華させていく。
実際にやってみると、ほんとうに楽しい作業のはずです。
平野   平野:
いやぁ、個人的にいい話が聞けた。これを読んでいる人にもグッと心に刺さるといいな。どうもありがとう!
 
ということで、前回から2回に渡って、BiNDの使い勝手やテンプレートについて、デザイナーのコウくんと福岡さんに話を聞かせてもらいましたが、いかがだったでしょう。彼らから感じたのは、ユーザーさんへの真摯な姿勢でした。

ここでは紹介しきれなかったのですが、「あのサイトがいい」「このサイトのココをこうするともっと良くなる」など、ユーザーのみなさんがつくった膨大なサイトをブックマークしていて、それをどんどん僕に見せてくれるんですね。その人たちのために、自分たちが仕事をしている。そういう自負を彼らから感じることができました。

さて、次回は、いよいよ今時代の流れとしても無視できない
オンラインショッピングのフリー化ついて、斬っていきます。
新登場のフリーコースの開発秘話をウェブアプリケーションのリーダーの弓削さんに聞かせてもらいます!
開発者編:開発者だからそこ語れる、バインド7の進化のすべて
デザイナー編:デザイナーだから言える、バインド7の真の使いどころ
     
     
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