開発者に聞く、BiND7の本気な話
 
今週から、数週間にわたりBiND7のスペシャル企画が始まります!

僕、平野が「BiNDユーザー代表」として、開発チームのひとりひとりにBiND7のどこがいいのか、深くまで掘り下げて、聞き出すインタビュー。
その名も『開発者に聞く、BiND7のすべて』がスタートです!
公式サイトだけじゃなかなか知りえない、BiND7の真の魅力をお伝えしていきます。
ユーザーのみなさんのバージョンアップの判断材料になればなによりです。

第一回目は、BiND7開発リーダーの四家さん。
BiND7のお薦めの機能を解き明かすのはもちろん、開発するにあたってどこに注力したのか、今回のチャレンジはどこにあるのか。
・・・などなど開発トップにだからこそ聞けるポイントをインタビューしました。

BiND初期から開発に携わってきた彼ゆえの決断と想いとはどんなものなのか、今日はとことん聞いてみたいと思います。

それでは、今週からBiND7の裏側を探るインタビュー特集、スタートです!!
 
平野   平野:
ズバリ、最初に聞きたい。
BiND7には、これまでのバージョンとは決定的に違うポイントがあるんだよね?
四家   四家:
大きなところで言うと開発体制がこれまでとぜんぜん違います。
これまでは開発の人間が仕様を決めていくスタイルだったんですが、今回は、普段は開発に関わっていないDSのスタッフみんなで開発に関わったというか・・
‘売れる機能’ではなく、‘使いたい機能’を、とことん話し合って、「これなら使いたい!」とみんなで思えるバージョンにしたんです。
平野   平野:
なるほど。売れそうって印象よりも、使ってこそ「いいなぁ、これ」って思えるバージョンアップにしたい、ってことか。
つまり今まで使い続けている人こそが喜ぶものにしたいってことだよね。
でもこれって簡単なことのようでいて、実践するとすごく難しかったでしょ?
四家   四家:
でも大事にしたいのは、やっぱり既存のユーザーさんですから。
例えば、開発の人間よりも、うちのWebデザイナーのほうが世界で一番BiNDを使いこなしてるわけです。
彼らの要望こそ、現場からの切実な要望ってことですよね?
平野   平野:
メーカーの思惑なんかよりも、ユーザーさんや現場の声を最大限優先して開発する。
それこそがBiND7を開発するうえで一番大事にしたテーマなんだね。
四家   四家:
BiNDがずっと目指してきたのは、センスの良いデザインが「ポン」と思いがけず、完成すること。
今回はその真骨頂、SHiFTに大きく手を入れました。
誰でも最先端のデザインが簡単にできるように!と。
平野   平野:
今までトレンドと言えば、姉妹ソフトのLiVEがその担当だったけど。
四家   四家:
はい。今までBiNDは『動』より『静』が中心のソフトでしたが、BiND7は、かなり動きのあるおしゃれな最新サイトがつくれるようになってます。
もちろん、2つのソフトの役割が同じになったわけではありませんが、動きあるWebサイトこそ最近の主流なので、無視できないなと。
BiNDでもLiVEのような表現がしたい、と使っている人からの声が大きかった、というのもあります。
四家   四家:
SHiFTと言えば、ビルボードに何枚かの写真をスライドにして・・と、
トップを飾る役割のイメージが大きいですが、
今回は、サムネイルをクリックすると画像が切り替わる、インデックスのように使えるものなど、実用性を備えました。

個人的に、Ken Burnsという効果がおすすめで、Macユーザーにはおなじみかもしれませんが、画像を動かして見せていくエフェクトです。 ページ背景にドーンと貼ったりしたら、かなり迫力ありますよ。
今回のSHiFT2は、ビルボード以外にも、様々な使い方ができるようになると思います。
サムネイルをクリックすると大きく表示され、商品説明などにも最適です。
画像が自動でズームイン、ズームアウト。その動きを1000分の1秒単位で調整可能。
平野   平野:
確かに実際のサンプルを見てみるとさ、「動き」がBiNDに加わったのはとても大きいね。
全然今までのBiNDとは印象が違うなぁって驚いたもん!
四家   四家:
はい。その意味では、モーションナビという機能も新たに加えました。
これは、Webサイトでは重要な役割のナビゲーションメニューに動きを加え、訪問者が欲しい情報を見つけやすくするという効果です。
平野   平野:
「ドロップダウンメニュー」いいよね!これはかなり使えると思う。
見た目がおしゃれだけでなく、導線も格段によくなるから。
マウスオーバーでサブメニューが現れ、コンテンツが多いサイトで役立ちます。
平野   平野:
そして今回、相当なチャレンジをしましたね・・・僕は反対したけど(笑)。
四家   四家:
はい。機能としてはもう3年前からありましたが・・
WebLiFE*サーバー・プレミアムコースでしか使えなかった、ショッピングカート機能を無料で、しかもサーバー関係なく使えるようにしました。
平野   平野:
これはWebサイトの役割を変える、大きな変化だよね。
有料のプレミアムコースのカート機能がそのまま使えるの?
四家   四家:
実は、機能の面ではほぼ制限をかけなかったこと。これが大きいです。
平野   平野:
制限かけようよ(苦笑)。
四家   四家:
(スルーしつつ)今後ますます、Webサイトで物を売る、買うという行為が増えていくと思います。
そのためには、サーバーや費用面でのハードルを取り払い、あらゆる人に、快適なECショップ運営を体験してもらって‘売る’楽しさを提案しよう、と社員みんなで決断しました。
BiNDカート・フリーコースは商品登録数5点まで無料。さらに、4月からはダウンロード販売なども可能になるなど新機能も追加。
平野   平野:
僕は、BiND6以降、CSS詳細設定ができる、サーバー依存なしでWordPressが使えるなど、プロにも通用するツールに大きく変わったと思ってるんだけど、そこについてはどう?
四家   四家:
BiND1を作った当初は、ここまでになるとは考えていなかったですね。
一部の人しか使わないと思っていたCSS詳細設定も、BiND6で搭載して以降、触りたいという声が多くて、今回、CSSが分からなくても設定できるように日本語にしました。
その他ブロック内のコンテンツ幅を設定できるようにしたり・・
デザインの自由度を機能として広げていくほど、ユーザーに高度なテクニックを求める事にもなるんですが、使い込んでいる人であればあるほど、今回のバージョンアップは嬉しい機能がいっぱいあるはずです。
マージン=外余白、など難しいCSSの言語に日本語表記がつき、使いやすくなりました。
ブロックの中のコンテンツ幅も、ページごと、ブロックごとに設定可能に。
平野   平野:
僕らが考えている以上に、Webデザイナーじゃなくたってみんなこだわりを持って作っている。
ソフトと一緒に、みんなも成長していけているのだとしたらそれは本当にうれしいことだよね。
四家   四家:
実は、テンプレート制作チームの人員を3倍に増やして開発しました。
平野   平野:
3倍!・・・それってコストも3倍なわけですが、、、
四家   四家:
コストはさておき、ここまで力を注ごうと決断した理由としては、ユーザーさんがBiNDのテンプレートの品質を買ってくれていることを改めて知ったのが大きいです。手は抜けません。
2013年のアンケート結果で、テンプレートの支持がダントツ1位に。
平野   平野:
確かに、BiND7のどのテンプレートも思わず一流企業のウェブサイトかな?
って思ってしまう様な出来になってるよね。
SHiFTをサイドメニューに使用やオリジナルFacebookボタンの作成、背景に桜のイメージを敷くなど、細部にもこだわったテンプレートに仕上がっています。
四家   四家:
そうなんですよ。
デザイナーは「テンプレート」を作っているというよりか、クライアントに1つのサイトを納品するつもりで作ったと言っています。
平野   平野:
まるで一流企業に納品するようなつもりで妥協なくつくった、と。
だからBiND7は、テンプレートへのこだわりも強いわけか。

じゃぁそこは次回、制作したデザイナーにとことん聞くことにしましょうか!
 
・・・ということで、インタビュー一回目、いかがだったでしょうか?
僕、平野としては、開発の現場でどんな決意があったのかを知ることができました。特にBiND7では「儲けより満足度」を重要視した取り組みをスタッフみんなで決断したんだな、ということがよく分かりました。バージョン7ともなると、そういうことこそが本当に大事なことなのだと思います。
彼らの決断が実を結ぶかどうかは、3月20日から使うユーザーのみなさんの評価そのものなわけで、今からドキドキしつつもワクワクです・・・。

このインタビューは来週も続きます!お楽しみに!
   
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